足底筋・下腿筋を強化したい! エクササイズ方法と効果を解説

今回のまめ知識は、
足の強化!【実践トレーニング】の方法と効果をわかりやすく紹介。
とくに『足』を支える『足底筋と下腿筋』がけっこう重要。
でも、『足底筋』と『下腿筋』はパワーを必要とされながらも、エクササイズがちょっと地味なイメージ!?
今回は、そのマイナーな『足底筋』と『下腿筋』のエクササイズをしっかり紹介します。
実際に『足底筋』を鍛えると、扁平足や足底筋膜炎(そくていきんまくえん)の改善や予防にも役立つし、足で踏ん張れるのでバランス力のアップにつながります。
『足底筋』と『下腿筋』をしっかり強化したい方、ぜひ、最後までご覧ください。
基本となる3つのエクササイズ
まず、基本となるエクササイズが、次の3つ!
1,「トレーニング」で筋力アップ
2,「ストレッチ」で筋肉を伸ばしてやわらかく
3,「マッサージ」でほぐして疲労回復する
どれも自宅で5〜10分あればできる簡単な方法です。
とても効果的なので、ぜひやってみて!
では、さっそく
◆ 改善・予防に役立つ “トレーニング(筋力強化)”
① タオルギャザー(足裏の筋力アップ)

● やり方
- 床にタオルを広げる
- 足の指でタオルを手前にたぐり寄せる
- 片足30秒 × 2〜3セット
● 効果
土踏まずを作る筋肉(足の内側の筋肉)が鍛えられ、アーチの落ち込みを防ぐ。
このトレーニングは、足の握力の強化といってもいいですね。
② ヒールレイズ(かかと上げ・ふくらはぎ強化)


● やり方
- 壁や椅子につかまりながら、かかとをゆっくり持ち上げる
- つま先立ちのまま1秒キープ
- ゆっくり下ろす
- 15回 × 2〜3セット
● 効果
足のアーチを支える下腿(ふくらはぎの筋肉)が強くなり、衝撃吸収力が高まる。
また、ジャンプ力を鍛えることにも効果的です。
③ ショートフット(アーチのコントロール練習)
● やり方
- 立った状態(椅子に座ってもOK)で、足底を着き、足の指先を丸めずに開いて伸ばしておく。
- 母趾と小趾のつけ根とかかとの3点を軽く引き寄せ、土踏まずがスッと持ち上がる感覚を作る
- 5秒キープ × 10回
● 効果
足のアーチを“正しく使う”感覚が身につき、扁平足改善にとても効果的。
足底筋が鍛えられるので、バランス力がアップしますよ。
④ 足指グーパー運動(外出先でもOK)

● やり方
足の指を大きく「グー」「パー」と開いたり閉じたりする
20回 × 1〜2セット
できる人は、チョキもやってみて。
● 効果
足指の動きが改善し、衝撃吸収がスムーズになる。
外反母趾や内反小趾にも効果的です。
⑤ バランス力アップ(バランスクッションを利用)

● やり方
- エアバランサーの上に立った状態で、からだが崩れないように安定させる
- 上半身を動かしてポーズをとりながら、足と体幹がぐらつかないようにキープ
- 30秒キープ × 5回
● 効果
足のアーチと足趾を“正しく使う”感覚が身につき、ねんざ予防にもとても効果的。
足底筋と体幹筋が協調して働くので、バランス力がかなりアップします。
◆ 改善・予防に役立つ “ストレッチ(柔軟性アップ)”
① 足底筋膜ストレッチ(足裏のばし)
● やり方

- 片方の足を反対の太ももに乗せる
- 足の指を反らすように手で軽く引っ張る
- 足裏が伸びるところで20〜30秒キープ
- 体重をかけてストレッチしても、効果的です。
● 効果
足底筋膜炎の痛み対策として最も基本的。足裏の緊張がほぐれる。
痛いのを我慢して伸ばさない、程よく伸びて気持ち良いのがストレッチのコツ。
② ふくらはぎストレッチ(アキレス腱・下腿を伸ばす)

● やり方
- 壁に手をつき、片足を後ろへ引く
- 後ろ足のかかとを床につけたまま体重を前へ
- 20〜30秒キープ(膝を曲げて伸ばすバージョンも効果あり)
● 効果
ふくらはぎの柔軟性が高まると、足裏への負担が大きく減る。
③ 前脛骨筋(すね)のストレッチ

● やり方
- 正座のように座る(足の甲を床に)
- 軽く上体を後ろへ倒す
- 足の甲〜すねが伸びるところで20秒キープ
※痛すぎる場合は無理せず。
● 効果
歩くときの着地がスムーズになり、アーチの過度なつぶれを防ぐ。
走行のストライドを伸ばすのにも効果的です。
④ ボールころがし(足裏マッサージ)

● やり方
テニスボールやゴルフボールを足裏でコロコロ転がす
1〜2分ほど行う
● 効果
固くなった足底筋膜をほぐし、痛みの予防・改善に役立つ。
足裏のツボの活性化で、全身がほぐれやすい。
◆ いつ行うのがベスト?
- トレーニング → お昼時間や休憩時、運動後などいつでもOK
- ストレッチ → 準備運動や運動後、お風呂上りなど体が温まっている時
- マッサージ → お風呂上りや運動後、寝る前などいつでもOK
- 痛みが強い日は無理してトレーニングしないで、マッサージやストレッチ中心に切り替えるのがおすすめ。
スポーツ選手向けの 「簡単プログラム」 と 「強化メニュー」
以下にスポーツ選手向けの 「簡単プログラム」 と 「強化メニュー」 を分かりやすく一覧表にまとめました。シンプルで実践しやすい構成にしています。ぜひ参考にしてください。
◆ スポーツ選手向け:かんたん改善・予防プログラム(毎日5〜10分)
| 種類 | 種目 | 回数・時間 | ポイント |
|---|---|---|---|
| ① トレーニング | タオルギャザー | 30秒 × 2セット | 指だけで強くひっぱらない。軽く動かすだけでOK。 |
| ヒールレイズ(かかと上げ) | 15回 × 2セット | ゆっくり上下するのがコツ。勢いはNG。 | |
| ショートフット | 5秒 × 10回 | 土踏まずが“ふわっ”と持ち上がる感覚を覚える。 | |
| 足指グーパー | 20回 | 机の下やテレビを見ながらでもOK。 | |
| バランス力アップ | 30秒キープ × 5回 | バランサーの中心に足を乗せる | |
| ② ストレッチ | 足底筋膜ストレッチ(足裏のばし) | 20~30秒 × 1セット | 朝・夜にやると効果アップ。 |
| ふくらはぎストレッチ | 20~30秒 × 1セット | 膝を曲げたver.と伸ばしたver.両方すると◎ | |
| すね(前脛骨筋)ストレッチ | 20秒 × 1セット | 正座が痛い人は無理せず浅く。 | |
| ③マッサージ | ボールころがし | 1〜2分 | テニスボールなら刺激が柔らかくておすすめ。 |
◆ このプログラムの目的
- 長時間歩いたり、走ったりしても疲れにくい足をつくる
- 扁平足の悪化予防
- 足底筋膜炎になりにくい柔らかい足を保つ
◆ スポーツ選手向け:強化メニュー(週4〜6日・10〜15分)
スポーツ選手や学生さんの練習にチョイ足す感じに構成しています。
①足のアーチを支える筋力アップ+②疲労回復のためのストレッチ
をバランスよく入れたメニューです。
■ ウォームアップ時(練習前に3〜5分)
| 種目 | 回数 | 目的 |
|---|---|---|
| 足指グーパー | 20回 | 足指の動きを良くして接地の安定性アップ |
| ショートフット | 5秒 × 10回 | アーチの使い方を身体に“思い出させる” |
| ヒールレイズ(スピード版) | 10回 | ふくらはぎを軽く目覚めさせる |
※ウォームアップでやるのは「軽めの刺激」。
強めの筋トレは練習後がベスト。
■ 練習後メニュー(5〜10分)
① 強化(筋トレ)
| 種目 | 回数 | ポイント |
|---|---|---|
| タオルギャザー | 30秒 × 3セット | 足裏の細かい筋肉を鍛える基本 |
| ヒールレイズ(ゆっくり) | 15回 × 2〜3セット | 下ろす時に3秒かけると効果大 |
② ストレッチ(疲労抜き)
| 種目 | 時間 | 効果 |
|---|---|---|
| 足底筋膜ストレッチ | 20〜30秒 | 足裏の張りをリセット |
| ふくらはぎストレッチ(膝伸ばし) | 20〜30秒 | 着地の衝撃吸収を助ける |
| ふくらはぎストレッチ(膝曲げ) | 20〜30秒 | アキレス腱〜足首の柔軟性UP |
| すねストレッチ | 20秒 | 足首の動きがスムーズになる |
| ボールころがし | 1〜2分 | 硬くなった足裏をやわらげる |
◆ スポーツ選手限定:+αでやると効果が出やすい習慣
- 練習後のシューズはなるべく早く脱いで足をリラックス
- 休日に“裸足ウォーク”を5〜10分(芝生・室内なら◎)
- 痛み(炎症)がある日は無理に筋トレしない:氷で10〜15分冷却
- スパイク・室内練習用シューズのインソールをときどき洗う→乾燥(匂い&菌対策にも)
以下に 競技別(サッカー/バスケ/陸上/野球)の足トレ&ストレッチメニュー を、それぞれの競技特性に合わせて細かく作成しました。
すべて 10分以内でできる内容 にしています。
ぜひ、参考にしてください。
◆ 競技別メニュー①:⚽ サッカー(Soccer)
▼ 特徴
・ダッシュとストップの繰り返し
・スパイクで足裏負担が大きい
・インサイド・アウトサイドの細かい接地が多い
● 練習前(3〜4分)
| 種目 | 回数 | 目的 |
|---|---|---|
| 足指グーパー | 20回 | 足指の可動域UPでキック精度と接地安定 |
| ショートフット | 5秒×10回 | 方向転換時のアーチ崩れ防止 |
| 片脚ヒールレイズ(軽め) | 10回 | ふくらはぎの反応を上げる |
● 練習後(6〜8分)
【強化】
- タオルギャザー:30秒 × 3セット
- ヒールレイズ(ゆっくり):15回 × 2セット
【ストレッチ】
- 足底筋膜ストレッチ:20〜30秒
- ふくらはぎ(膝伸ばし & 膝曲げ):各20〜30秒
- すねストレッチ:20秒
- ボールころがし:1〜2分
◆ 競技別メニュー②:🏀 バスケットボール(Basketball)
▼ 特徴
・ジャンプ・着地が多い
・足首のねじれ動作が頻発
・横方向のステップが多い
● 練習前(3〜4分)
| 種目 | 回数 | 目的 |
|---|---|---|
| 足指グーパー | 20回 | 初動・瞬発力を安定 |
| ショートフット(立位) | 5秒×8回 | カッティング時の接地安定 |
| サイドヒールレイズ(外側重心) | 10回 | 横動きの強化 |
● 練習後(6〜8分)
【強化】
- ヒールレイズ(ゆっくり):15回 × 3セット
- 足首内外の可動運動(座位で行う):各15回
【ストレッチ】
- 足底筋膜ストレッチ:20〜30秒
- ふくらはぎストレッチ:20〜30秒
- すねストレッチ:20秒
- ボールころがし:1〜2分
◆ 競技別メニュー③:🏃 陸上(短距離/長距離)
▼ 特徴
・短距離:爆発的な蹴り出しの負担大
・長距離:着地の衝撃が累積しやすい
・スパイクは足裏・アキレス腱に負担大
● 練習前(短距離/長距離共通 3〜4分)
| 種目 | 回数 | 目的 |
|---|---|---|
| 足指グーパー | 20回 | 接地の感覚UP |
| ショートフット | 10回 | アーチが潰れにくくなる |
| 部分的ヒールレイズ(母指球重心) | 10回 | スパイク走行の準備 |
● 練習後(短距離)
【強化】
- タオルギャザー:30秒 × 3セット
- ヒールレイズ(ゆっくり):15回 × 3セット(特に下ろす時ゆっくり)
【ストレッチ】
- 足底筋膜ストレッチ
- ふくらはぎ(膝伸ばし/膝曲げ)
- すねストレッチ
- ボールころがし
● 練習後(長距離)
【強化】
- 足指グーパー:20回
- ヒールレイズ(軽め・疲労状況で調整):10〜15回
【ストレッチ】
- 足底筋膜ストレッチ
- ふくらはぎストレッチ(長め:30〜40秒)
- 足裏ボールリリース:2〜3分(特におすすめ)
◆ 競技別メニュー④:⚾野球(Baseball)
▼ 特徴
・スパイクで足裏が固くなりやすい
・短いダッシュと急停止
・守備時の前後左右ステップが多い
・ピッチャーは“踏み込み足”に特に負担
● 練習前(3〜4分)
| 種目 | 回数 | 目的 |
|---|---|---|
| 足指グーパー | 20回 | 守備ステップの安定 |
| ショートフット | 10回 | 投球時の軸足・踏み込み安定 |
| 軽いヒールレイズ | 10回 | ふくらはぎを起こす |
● 練習後(6〜8分)
【強化】
- タオルギャザー:30秒 × 2〜3セット
- ヒールレイズ(ゆっくり):15回 × 2セット
【ストレッチ】
- 足底筋膜ストレッチ
- ふくらはぎストレッチ(膝伸ばし・膝曲げ)
- すねストレッチ
- 足裏ボールころがし:1〜2分
◆ 競技共通:痛みがある日の調整メニュー
| 状況 | すべきこと | 避けること |
|---|---|---|
| 足裏に痛みがある | ストレッチ中心/ボールリリース多め | 強いヒールレイズ |
| 朝起きて痛みが出る | 足底筋膜ストレッチ → ふくらはぎストレッチ | 激しいジャンプ |
| 走った後に足が重い | ふくらはぎロングストレッチ30〜40秒 | スパイクを長時間履き続ける |
◆ まとめ
今回は、『足底筋』と『下腿筋』のエクササイズ「トレーニング」、「ストレッチ」、「マッサージ」の3つを紹介しました。
とくに、扁平足や足底筋膜炎は、
「アーチを支える筋力をつける」+「縮んだ筋肉を伸ばす」+「硬い部分をほぐす」
この3つをセットで行うと改善や予防に役立ちます。
気になる部位を1日5〜10分でいいので、ぜひ継続してみてください。
継続が一番の力なり! です。
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