はじめに

こんにちは。
日々、インソールの良し悪しを研究している中敷き研究家です。
今回のテーマは、『衝撃吸収インソール』について。
さて、
長時間の立ち仕事、何気ないウォーキングやランニング中に、
突然、あなたの足が、、、
「ズキン!かかとが痛いィ~」
「足裏がペキッと痛ぁッ」
「ふくらはぎが攣(つ)る~」...など
つらい足の不調に悩まされていませんか?
これは、足にかかる衝撃が大きな原因!
こんなときに、ぜひ、取り入れてほしいアイテムが、“衝撃吸収インソール”!です。
でも、インソールってたくさんの種類があるので、どれがいいのか よく分かりませんよね!?
衝撃をやわらげるインソールは、はっきり言って、素材が大事。
たとえば、
インソールを適当に選んだだけでは ダメ。衝撃吸収素材を 見極めることが大事なんです!
そこで、今回、
「中敷き研究家」が、自信を持っておすすめする 衝撃吸収インソールを15製品 厳選してご紹介します。
足の痛みを軽減したい方、膝や腰への負担を減らしたい方、衝撃吸収インソールをお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。
インソールの 2大役割りについて
ところで、インソールには、2大役割りがあるのをご存じですか?
それが、「衝撃吸収性」と「反発性」。
インソールの素材おいては、「衝撃吸収性」と「反発性」の2つの性能があり、しばしばトレードオフの関係にあります。
- 「衝撃吸収性」素材は、衝撃を弱めて ストレスから足を守るもの
- 「反発性」素材は、衝撃の反発力を利用して 動きやすくするもの
この違いをキチンと把握しておくことが、インソール選びの大事なポイント。
これを間違えると、逆効果なんてことになりかねません。
たとえば、
衝撃吸収性にすぐれた素材「ソルボセイン」と反発性のある「一般EVA」を比較した実験では、
ソルボセインの方が衝撃吸収性に優れ、一般EVAは、跳ねるので反発性があることが分かりますよね。
■ 相反する2つの機能「衝撃吸収性」と「反発性」
「衝撃吸収性」
まず、「衝撃吸収性」素材は、衝撃を和らげることがメリットですが、足が沈みこむため動きにくくなるデメリットもあります。
たとえば、砂浜を歩いた時、足が砂に沈んで前に進みにくくなるのと同じ現象ですね。
「反発性」
一方「反発性」が高い素材は、地面から衝撃(床反力)が働くので、動きやすくなります。ところが、足への衝撃も強いのでストレスも大きいわけです。
インソールの特徴
「衝撃吸収性」素材は、衝撃のたくさんかかる インソールの「かかと部」と「前足部」に集中していることが多いです。

一方、反発性素材は、硬質プラスティックでできたヒールカップやアーチサポートが多いです。

このように、これらはトレードオフ(片方を重視すると片方が犠牲になる)になることも多いため、使うシーンや用途の違いによって、素材を見分けることが重要になりますね。
衝撃吸収性と反発性の素材の違いとは?
その他にも、おもな素材を一覧表にまとめました。
選ぶ時の参考にしてください
性能 | 特徴 | 主な素材 | 向いている用途 |
衝撃吸収性 | 着地の際の衝撃を吸収して分散 | ゲル、ソルボセイン、EVAフォーム | 立ち仕事、長時間の歩行、日常使い |
反発性 | 地面からのエネルギーを跳ね返し推進力に変える | 高反発樹脂、PEBA、カーボン系素材 | ランニング、ジャンプ系スポーツ、アスリート用 |
■ 選び方の目安(衝撃吸収性か反発性か)
用途に応じて、衝撃吸収性が求められるシーンと、反発力が必要なシーンがあります。
たとえば、、、
▶ 衝撃吸収性が重視されるシーンでは、
- 長時間立ちっぱなしの仕事
- 硬い床での作業(工場・厨房など)
- 足裏・膝・腰への負担が気になる方
- 通勤・通学など日常の歩行
➡ おすすめ製品例:
「ニューバランス RCP280」「Rela Kino」「SORBO」「 ソルボスーパーシート」「Kozzim」「YAYGOD」など
▶ 反発性が求められるシーンでは、
- スポーツやトレーニング
- ランニングやジャンプの多い運動
- パフォーマンス向上、動きのキレ、スピードを重視したい場合に
➡ おすすめ製品例:
「SUPERfeet」「ZAMST フットクラフト」「BMZ キュボイド」「バネ」「シダス」など
■ 両方のバランス型も存在する
最近では、衝撃吸収性と反発性の“ハイブリッド型”インソールも登場しています。
たとえば、**「ZAMST フットクラフト」**は、着地の衝撃を吸収しながらも、蹴り出しの反発性を備えており、ランナーから日常使用まで幅広く対応可能です。
衝撃吸収インソールのメリットとデメリット
一般的な、インソールのメリットとデメリットです。これも大事ですよ。
✅ インソールを使う5つのメリット
インソールを使うメリットは次の5つ。
- 足の疲労を軽減
着地時の衝撃を吸収することで、筋肉や関節への負担が減り、足が疲れにくくなります。 - 膝・腰への優しさ
衝撃吸収により、足元からの振動が和らぎ、膝や腰への負担も軽くなります。 - ケガの予防
足底筋膜炎や膝痛など、運動による使いすぎ(オーバーユース)によるトラブルのリスクを下げるのもインソールの大きなメリットです。 - 快適な履き心地
ふわっと包み込むようなクッション感。長時間の着用でも足が痛くなりにくい。これ、想像以上に快適です。 - 靴のフィット感アップ
靴の中で足が滑る感じが減り、グッとフィット感アップ。歩きやすさも増します。
⚠️ インソールを使うデメリット
デメリットもあるので、お伝えしますね。
- 厚みで靴が窮屈になることがある
とくに甲が低い靴は、厚めのインソールを入れると窮屈になることも。薄目タイプを選ぶと◎。 - コストがかかることも
高性能モデルは5,000円台~のものも。靴ごとに揃える場合は、コスパもチェックしましょう。 - 合う・合わないがある
足の形や歩き方は人それぞれ。足型や歩き方によっては効果を実感しにくいことも。試してみないとわからないデメリットもあります。 - 寿命がある
毎日使うと、半年くらいでへたってくるものも。素材が劣化したら定期的な交換も必要です。
中敷き研究家 直伝!インソール選びのポイント
衝撃吸収性を重視
「衝撃吸収性」素材をチェックするのは、もちろんマスト。
歩行時や着地の衝撃を和らげるため、かかと部分や前足部分にクッション性の高い素材を使用しているものが多いので要チェック。
靴のタイプに合わせよう
スニーカー用
クッション性と反発力のバランスが良く、スポーティな活動に適したものを選ぼう。さらにシューズに合ったデザインなら◎。
ビジネスシューズ用
薄型で収まりが良く、ドレスシューズの見た目を損なわないタイプが適しています。とくに革靴は底が薄いため、衝撃吸収性のあるインソールが効果的です。
スポーツシューズ用
競技特性に合わせたインソールを選びましょう。たとえば、ランニング用は衝撃吸収と推進力を、サッカーやゴルフなどは安定性を重視したものがよいでしょう。
快適なインソールを選ぶために、5つのポイントがあるので、ぜひ、参考にしてくださいね。
選び方のポイント | 解説 |
---|---|
衝撃吸収素材 | ゲル・EVA・ウレタンなど、やわらかくて弾力のある素材が◎ |
アーチサポート | 土踏まずのサポートがあると、衝撃分散&姿勢改善にも |
用途に合った設計 | 立ち仕事用・運動用など、目的に合わせて選ぼう。ランニング・立ち仕事・通勤など目的に合ったものを選ぶこと。 |
サイズ・厚み | 靴のサイズ感に合うかどうかも超重要 |
通気性・抗菌性 | 長時間履くなら、蒸れ・ニオイ対策も忘れずに |
衝撃吸収インソールおすすめ15選【プロ厳選】
中敷き研究家が厳選した15製品です。
1. [ニューバランス] サポーティブリバウンドインソール RCP280

- 中敷き研究家の推しポイント:足の動きにフィットし、しっかりとしたアーチサポートが特徴。ニューバランス独自のリバウンド素材が衝撃を吸収しつつ反発力も発揮。
- おすすめ用途:通勤・日常・立ち仕事
- 価格帯:2,000円前後
2. SUPERfeet インソール Heritage BLACK(ブラック)

- 中敷き研究家の推しポイント:超スリムなのに、ヒールが驚くほど安定。ビジネスシューズにも違和感なくフィットします。
- おすすめ用途:革靴・スニーカー、ビジネスシーン
- 価格帯:5,000〜7,000円
3. ZAMST(ザムスト)インソール フットクラフトシリーズ
- 中敷き研究家の推しポイント:アーチタイプが3種類から選べるカスタム性が魅力!ランナーやアスリートにおすすめ。
- おすすめ用途:ランニング・スポーツ全般
- 価格帯:4,000〜6,000円
4.BMZ インソール アシトレ
- 中敷き研究家の推しポイント:足の「立方骨」を支えるというユニーク設計。足のポテンシャルを引き出し、足トレ効果を生み出します。
- おすすめ用途:トレーニング・アスリート
- 価格帯:2,000〜3,000円
5. ピットソール Pitsole
- 中敷き研究家の推しポイント:足のアーチを3つの機能でサポートし、歩行時の衝撃をしっかり吸収。
- おすすめ用途:ダイエットや健康管理を意識する方にも
- 価格帯:5,000〜6,000円
超軽量設計でダイエットや歩行サポートにも人気。足裏のポイントを適切に刺激しながら、クッション性の高い素材で衝撃を吸収します。
6. Rela Kino 衝撃吸収 アーチサポート インソール

- 中敷き研究家の推しポイント:理学療法士監修だけあって、ジェル素材で衝撃吸収とアーチサポートのバランスが絶妙。
- おすすめ用途:立ち仕事・通勤・日常使い
- 価格帯:2,000〜3,000円
7. バネインソール ベーシック
- 中敷き研究家の推しポイント:日本人の足型に合い、快適な歩行感が特徴。衝撃を吸収しながら反発力で次の一歩をサポートする構造。
- おすすめ用途:トレーニング・アスリート、外回りや営業でよく歩く人
- 価格帯:5,000〜6,000円
EVAとTPUの組み合わせで安定性と衝撃吸収性に優れ、足の負担を軽減。普段使いからスポーツまで幅広く対応し、長時間の使用でも快適です。
8. 【SIDAS】シダス インソール オールラウンドタイプ マルチプラス
- 中敷き研究家の推しポイント:フランス発の高機能インソール。アーチサポートと通気性の高さで快適な履き心地を実現。
- おすすめ用途:トレーニング・アスリート・ランニングやトレッキングにも
- 価格帯:8,000〜9,000円
9. ドクターショール ジェルアクティブ インソール エブリデイ

- 中敷き研究家の推しポイント:柔らかいジェルが足裏にフィットし、長時間立ちっぱなしでも疲れにくい。
- おすすめ用途:トレーニング・初めての1足にも最適
- 価格帯:1,000〜2,000円
世界100カ国以上で展開する国際的なフットケアブランド「ドクターショール」。柔らかめと硬めの2層のジェル素材で、高い衝撃吸収性を実現。
10. Kozzim 5層構造インソール

- 中敷き研究家の推しポイント:異素材を重ねた5層構造が、衝撃を多段階で吸収。クッション性重視で、足裏に優しい設計。
- おすすめ用途:トレーニング・普段履きのスニーカーやスリッポンに
- 価格帯:2,000〜3,000円
高機能でありながら価格も抑えめなコストパフォーマンスの高さも魅力。
11.SORBO DSISソルボヘルシー フルインソールタイプ

- 中敷き研究家の推しポイント:「ソルボセイン」という特殊素材を使用し、抜群の衝撃吸収力を誇る。3つのアーチ構造で歩きやすい
- おすすめ用途:立ち仕事・長距離歩行仕事用の革靴やパンプスにも◎
- 価格帯:1,000〜2,000円
12. SORBO ソルボスーパーシート オフホワイト

- 中敷き研究家の推しポイント:「ソルボセイン」という特殊素材を使用し、わずか2mm厚という超薄型ながら、抜群の衝撃吸収力を誇る。
- おすすめ用途:立ち仕事・長距離歩行仕事用の革靴やパンプスにも◎
- 価格帯:~1,000円
ソルボシリーズの中でも特徴的な製品で、「インソールの下に敷く」タイプ。また、インソールの厚みで靴がきつくなることを避けたい方にもおすすめ。
13.phiten(ファイテン) インソール フラットタイプ メタックス
- 中敷き研究家の推しポイント:衝撃吸収力に優れた低反発スポンジを使用した薄くフラットなインソール。
- おすすめ用途:トレーニング・部活やフィットネスでの使用に、甲高の方
- 価格帯:2,000〜3,000円
既存のインソールの下に敷くだけ。または、きつめのシューズに◎
14. Satipro スポーツインソール

- 中敷き研究家の推しポイント:鍼灸師監修のスポーツ用インソール、高反発で衝撃吸収力が高いEVA、運動時の足裏衝撃を和らげる
- おすすめ用途:トレーニング・部活やフィットネスでの使用に
- 価格帯:〜1,000円
コストパフォーマンスも高く、初めてインソールを試す方にもおすすめ。
15. YAYGOD ゲルインソール

- 中敷き研究家の推しポイント:通気性と抗菌性にも配慮されており、蒸れにくく清潔に保てる。リーズナブルで気軽に使えるのも◎
- おすすめ用途:作業用・長時間歩行
- 価格帯:1,500〜2,000円
比較表:🔍 衝撃吸収インソール15選
製品名 | 衝撃吸収 | アーチサポート | 用途 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ニューバランス RCP280 | ◎ 高 | ◎ 高 | 通勤・ウォーキング | 反発力のあるリバウンド素材 |
SUPERfeet ブラック | ◯ 中 | ◎ 高 | ビジネスシューズ | 薄型&安定感◎ |
ザムスト フットクラフト | ◎ 高 | ◎ 高(タイプ選択) | スポーツ全般 | 選べるアーチタイプ |
BMZ キュボイド | ◎ 高 | ◎ 高 | 日常・スポーツ | 独自の足骨理論 |
Pitsole | ◎ 高 | ◎ 高 | 健康意識の高い方 | 医師監修の構造 |
Rela Kino | ◯ 中 | ◯ 中 | 日常使い | コスパ良好 |
バネインソール | ◎ 高 | ◯ 中 | 営業・外回り | 反発力が強い |
SIDAS マルチプラス | ◎ 高 | ◎ 高 | ランニング・登山 | 通気性抜群 |
ドクターショール | ◯ 中 | △ 低 | 立ち仕事 | ジェルでやさしい履き心地 |
Kozzim 5層構造 | ◎ 高 | △ 低 | スニーカー | 多層構造でクッション性◎ |
SORBOヘルシー | ◎ 高 | 〇中 | 革靴・スニーカー | ソルボセインで衝撃吸収◎ |
SORBOスーパーシート | 〇 中 | △低 | 革靴・パンプス | 薄型・2枚重ねOK |
phiten(ファイテン) | 〇中 | △低 | 革靴・スニーカー | 薄型・フラットタイプ |
Satipro | ◎ 高 | ◯ 中 | スポーツ | 厚みと軽さを両立 |
YAYGOD | ◯ 中 | △ 低 | 普段使い | ゲル素材で快適 |
💡補足
◎:非常に優れている、◯:標準的で十分な効果、△:やや弱めまたは簡易的
インソールの効果的な使い方
インソールの寿命と交換時期
インソールには寿命があり、一般的には半年〜1年で交換することが推奨されます。機能が低下したインソールを使い続けると、ケガのリスクが高まるだけでなく、防臭性・抗菌性も低下して臭いや雑菌が発生しやすくなります。
以下の症状が出たら交換時期のサインです:
・柔軟性や弾力性が失われた
・表面がヘタってきた
・靴を履いていると足に疲労がたまりやすくなった
・足が痛くなるようになった

インソールの使い方とお手入れ
インソールを長持ちさせるためには、2足を交換しながら使うとよいでしょう。
また、汚れが目立つ場合には、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗い、陰干ししてください。
靴内部のケアとして、除湿したり、防臭スプレーやパウダーを使って除菌を行いましょう。

まとめ|あなたにぴったりの衝撃吸収インソールを
衝撃吸収インソールは、ただの“中敷き”ではありません。
衝撃を緩和することで、足の疲れ、膝や腰の不調を和らげ、足の健康を守るための心強いアイテムになります。
中敷き研究家としてのおすすめは――
- 立ち仕事が多い方:ニューバランス RCP280、SORBO
- スポーツ・トレーニング派:ZAMST、SUPERfeet、BMZ
- お手頃価格を重視:Rela Kino、YAYGOD
足の衝撃を軽減したいと考えている方、本記事を参考に、ぜひ自分に合ったインソールを取り入れてみてください。
立ち仕事がつらいなら、こちらのインソールもご参考に↓↓↓
