インソールの寿命は? いつまで使える? 「買い替えのタイミングについて」の巻【まめ知識】その三

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目次

インソールの寿命は? 替え時が知りたい!

今回は、

「インソールの寿命はどれくらい?」
「いつまで使えるの?」

っていう質問に、中敷き研究家がお答えします。

おおよそ1年ぐらいを目安に!?

ランニングシューズの中敷き

インソールの寿命は、

おおよそ1年ぐらいを目安にしましょう」が答え。

でも、人によって、激しく使う場合もあれば、やさしく使う場合もあるし、
使う頻度も全く異なってくるわけで、寿命となるとハッキリと言えないのがホントのところ

たとえば、スポーツ選手の場合には、負荷のかかり方が半端じゃないので寿命は格段に短くなります。
1シーズン毎に交換していることも多いし、パフォーマンスのアップのために2か月ぐらいで、早めに調整している選手もいます。

まあ、気にしなければですが、、、
インソールは穴が開くまでほっておいても、使えちゃうんですね。

バッシュの穴の空いたインソール

ところが、穴の空いたインソールを使い続けていると、踏ん張りが効かなかったり、足裏がスリップしたり。

で、知らないうちに足や膝を痛めることもあるし、姿勢を崩してパフォーマンスが落ちて、原因が分からず困る人だっています。

そんな穴あきインソールを新品に替えてみた途端、楽になってビックリした!なんて、あるあるです。
なので、インソールに無頓着なのは、おすすめしません。

インソールの替え時はいつ? ヘタッた時が、まさに替え時どき!

母趾球部分のヘタリ

インソールは、ヘタってくると、機能がガクんと急激に落ちていきます。
なので、替え時は、インソールがヘタったタイミング!と考えておくとよいでしょう。

ヘタリが無くても、インソールの寿命はおおよそ1年ぐらいを目安にして、チェックするようにしましょう。

インソール ヘタりの好発部位は?

インソールのヘタりの好発部位は、体重をかけて踏みしめる部分と、ターンによって頻回に捻じれてしまうパーツがほとんど。
すなわち、ストレスを激しく受ける場所になります。

その好発部位は、5つあります。

【ヘタりの好発部位】5つのポイント
1、母趾球
2、小趾球
3、かかと
4、母趾先端
5、足趾

ヘタリの5つの好発部位

エビ反り変形もチェックしよう!

インソールのエビ反り変形

また、エビ反り変形も、ヘタりの前兆です。
エビ反り変形は、ヘタリによって機能が低下し始めている証拠。
ヘタって潰れるから、インソールが反り始めるのですね。

シューズからインソールを取り出して、横から見て反り具合いをチェックしてみましょう。

表面素材の摩耗もチェック!

表面素材の磨耗 母趾球部

表面の素材が頻回に擦れてストレスを受けてしまえば、摩耗してしまいます。
表面素材の摩耗も、そろそろ替え時のサインです。

まとめ

シューズに元から入っている中敷きが、純正インソールです。
後から、高性能な機能性インソールに入れ替えることもできます。

いずれにしても、インソールには寿命がつきもの。

インソールがヘタった時!が寿命と考えて、時々チェックするようにしましょう。

ヘタリが無くても、インソールの寿命はおおよそ1年ぐらいを目安にして、見直すことがベターです。

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アルチザン蔵氏

クライアントさんの足の悩みに向き合えなかった体験から、既成インソールを調べて目利きをするようになった中敷き研究家。手作りインソールの製作、理学療法士の国家資格を持つ、職人歴30年のセラピスト。ランニングが趣味の(自称)健康おたく。

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