はじめに 〜足袋インソールは、地下足袋の必需品！〜
「祭りだ！ ワッショイ！」
地下足袋をはいて一日中踊ったり、重たい神輿（みこし）を担いだり、、、祭り好きにはたまりませんね！？
地下足袋は、お祭りで活躍する 伝統的で 粋な履物
でも、路面から繰り返される衝撃で足の裏を痛めたり、ふくらはぎがパンパンで疲れたり,,,,,,,,,,なんて
そんな体験って、ありませんか？
地下足袋は、
軽くて動きやすい一方で、クッション性や足のサポート力に乏しいこともあり、足にさまざまな悩みを抱える方が少なくありません。
こんな時におすすめなのが、”足袋インソール”
足袋インソールを入れるだけで、衝撃を吸収し、
足裏も強化されるので、疲れ知らずで動きやすい！
足袋インソールは、地下足袋の必需品なんですね。
でも、たくさんの種類から最適な足袋インソールを選ぶのって、けっこう悩みますよね？
そこで、今回、中敷き研究家が、地下足袋のトラブルを解決する最適なインソールの【選び方】を解説し、おすすめの足袋インソールを10製品だけ紹介します。
地下足袋ユーザーさん、お祭り好きの方、ぜひ、参考にしてください。
地下足袋の造りの特徴
地下足袋（じかたび）は、昔ながらの足袋に、ゴム底を貼りつけた造り。
割と単純な構造なんですね。
地下足袋は、明治時代に靴底に使うゴムが広く使われるようになってから、普及し始めたんです。
地下足袋は、親指とほかの指の2つにわかれているため、足の指でしっかりと地面を踏み返せるし、ゴム底ですべらないので、踏ん張りが効きます。
なので、高いところで作業する鳶職（とびしょく）さんや大工さんなどの職人さんに、また、農作業や建設業でも重宝されています。
そして、祭りの季節になると、地下足袋ユーザーさんの活躍が多くなります。
地下足袋の３つの種類と特徴
そんな地下足袋ですが、種類は、おもに３つ。
- 職人さんの作業用
- お祭り用
- ファッション性の高いお出かけ用
職人さんの作業用
職人さんの履く地下足袋は、足底のゴムを薄くして地面の感覚が足に伝わりやすく、足底が平らになっています。なので、不安定なところで作業したり、歩いたりできるわけ。
高いところで作業する鳶職（とびしょく）さんや大工さん、そして左官さんなど職人さんに重宝されています。
また、建設業、農作業でも使われて、つま先を守るための金属ガードが入っているものや、ぬかるみで足裏が滑らないようにスパイクをつけたものもあります。
でも、クッション性が乏しく、飛んだり跳ねたり、長時間の歩行には向きません。
お祭り用
お祭り用は、元はといえば、神主さんが白足袋に草鞋（わらじ）を履いたのが起源。
今では、わらじがゴム底になって、神輿（みこし）を担いだり、祭りの行列や踊りで使われています。
お祭り用の地下足袋は、足底ゴムの薄いものから、近頃は、快適性に配慮したクッション性に優れたタイプもあります。
しかし、足底のシャンク（土踏まずの支えとなる足底の芯）のないものが多く、長時間歩いたり踊ったりすると、足が疲れやすいのが、デメリットです。
お出かけ用
お出かけ用の地下足袋は、「指割れ構造」を活かしつつ、スニーカーの快適さを融合し、ファッション性の高いものが登場しています
最近は、普段履きやスポーツにも人気ですね。
足袋・地下足袋で起こりやすい足トラブルとは？
お祭り用 足袋・地下足袋の問題点
お祭り用地下足袋の大きな問題点は、足底のソールが薄いこと。
アスファルトなど路面から伝わる強い衝撃が、足・膝・腰にさまざまなトラブルを引き起こしやすいんですね。
また、雪シーズンの冬祭りでは、足の底冷えがつらい！ 足袋・地下足袋が薄いので、足の裏から猛烈に冷えてくるんですね。
おもなトラブルは、次の５つになります。
- ソールが薄い → 地面の感覚は掴みやすいが衝撃もダイレクト
- アーチサポートが不足 → 扁平足の足は、とくにつらい
- サイズが合わない→ 少しでもサイズがズレるとマメ・靴擦れがでやすい
- 安全面の不安 → 足底をガラスや釘などが貫通する恐れ
- 足の底冷え → 冬、地面からの底冷えが、超つらい
足袋インソールを使うメリット
足袋インソールを使うメリットは、地下足袋の欠点を改善し補強すること。
たとえば、路面からの衝撃を吸収したり、アーチサポートで足裏を強化したり。で、疲れ知らずで動きやすくなります。
また、インソールでサイズ調整すれば、靴擦れやマメを予防できます。
もし、路面に落ちている釘やガラス片を踏んだとしても、インソールが入っていれば、足裏をガードしてくれるので、安全面のメリットもあります。
さらに、冬の祭りでは、冷たい路面から底冷えをブロックし、防寒対策にもなります。
足袋インソール5つのメリット↓↓↓
- 路面からの衝撃吸収で足を守る
- アーチサポートで足裏の強化、疲れ知らずで動きやすくなる
- 靴擦れやマメを予防する
- 足裏ガードで、安全対策になる
- 防寒対策になる
地下足袋ユーザーさんにとって、足袋インソールは祭りの必需品なんです。
足袋インソールの選び方
まず、きつくならない足袋インソールを選ぶこと！
足袋インソールなら何でもよいわけじゃありません。
選び方の基本は、まず、きつくならないこと！
地下足袋のゆるみを確認して、ゆるめなら厚いインソールを入れてサイズを調整しましょう。
逆に、きつめなら、薄めのインソールを選んでください。
足のトラブルを解決する 最適なインソール選び ６つのポイント
次に、足のトラブルを解決する、もっとも適切なインソールを選びましょう。
最適なインソール選びには、６つのポイントがあります。
１，衝撃による足裏の痛みには、衝撃吸収インソールを
ソルボセイン、ゲル、EVAなどのクッション素材が使われていることをチェックしておきましょう。
２，土踏まずの疲労には、アーチサポート・ヒールカップ入りを
アーチサポートや、ヒールカップあると土踏まずの疲労がたまりません。とくに、扁平足の方には必須の機能です。
３，踵や指のタコ/靴擦れには、サイズ調整を
地下足袋のゆとりをチェックして、ゆるめなら厚めを、きつめなら薄めのインソールを選びましょう。
４，足裏の安全には、踏み抜き防止プレート
足裏の安全には、特殊樹脂や金属プレート入りの踏み抜き防止インソールを使いましょう。
５，足の底冷えには、防寒インソールを
足の底冷えには、フェルトや羊毛などの防寒素材がメインのインソールを選ぶとよいでしょう。
また、インソールに厚みがあれば防寒対策になるので、厚めを選ぶとよいでしょう。ただし、きつくならないように注意してください。
６，快適な履きごごちも考慮しよう
快適な履きごごちは、蒸れない、臭わない、ズレないこと。
通気口があって、防湿・防臭効果があるインソールがよいでしょう。また、足裏がズレないグリップ力のある表面素材もチェックしておきたいですね。
【足のトラブルに合わせた インソール選び６つのポイント一覧表】
| 足のトラブルと悩み | 原因 | インソール選びのポイント |
| １，足裏の痛み | クッション不足 | 衝撃吸収インソール |
| ２，土踏まずの疲労 | アーチサポート不足 | アーチサポート入り ヒールカップ入り |
| ３，踵や指のタコ/靴擦れ | サイズが合わない | 厚み（薄め・厚め）でサイズ調整 |
| ４，安全面の不安 | 危険物の踏み抜き | 踏み抜き防止インソール |
| ５，足の底冷え | 路面からの冷え | 防寒インソール |
| ６，地下足袋の中が不快 | 蒸れ・臭う・ズレる | 防湿・防臭・防滑性 |
中敷き研究家が厳選！足袋・地下足袋インソール10選
ここでは、おすすめの足袋インソールを10製品選びました。ご自分の足の悩みを解決する、最適な足袋インソールを選んでくださいね。
1. ソルボ 足袋用中敷・地下足袋用中敷
医療現場でも使われる 衝撃吸収素材 ソルボを採用
- 【特徴】
ソルボ 足袋用中敷の特徴は、なんといっても衝撃吸収性。
かかとと前足部の2か所に衝撃吸収にすぐれたソルボセインが、路面の衝撃から足をしっかり守ります。
また、このインソールは、足袋にも挿入できるため、下駄や草履にも使えます。 - 【おすすめ】
①アスファルトからの衝撃を緩和したい人
②お祭りで長時間歩き 足の疲れをやわらげたい人
【サイズ】：４サイズ(24.0〜27.5cm)
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| 踵と前足部にソルボ入り | アーチサポートなし ヒールカップあり | やや薄 | ー | ー |
| ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
2. marugo（マルゴ） 足袋屋の中敷 その1
地下足袋メーカーの造った 足袋インソール
- 【特徴】
マルゴ 足袋屋の中敷の特徴は、深めのヒールカップとアーチサポート。
ヒールカップで踵のブレを抑え、アーチサポートで土踏まずを強化します。
また、かかとのクッション素材が、衝撃の緩和にも一役かっていますよ。
さらに、吸湿口もたくさんで、蒸れや防臭にもグッド。 - 【おすすめ】
①祭りにも作業にも 地下足袋の快適さをプラスしたい人。
②アーチとかかとをしっかりサポートしたい扁平足の人
サイズ：6サイズ（22.5～30.0㎝）
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| 踵クッション | アーチサポートあり ヒールカップあり | やや厚 | ー | ー |
| ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
3. K-WORK 祭りたび用インソール LL IS-32
ハニカム状のジェル底で、祭りの激しい動きをサポート
- 【特徴】
K-WORK 祭りたび用インソールの特徴は、ハニカム状のジェル底が衝撃をしっかり吸収するところ。
また、アーチサポートや中足骨サポートがあるので、足が疲れません。 - 【おすすめ】
①神輿を担ぐなど足の負担の多い人
②踊り続けて、路面からの衝撃をやわらげたい人
【サイズ】：4サイズ（22.5～26.5㎝）
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| ハニカムジェル、エアクッション | アーチサポートあり ヒールカップあり | やや厚 | ー | ー |
| ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
4. ケイワーク K-WORK 地下たび用セーフティーインソール LL IS-2
釘やネジの貫通を防ぎ 足裏の“安全第一”をサポート
- 【特徴】
K-WORK 地下たび用インソールの特徴は、踏み抜き防止プレートが内蔵されていること。
ステンレス＋EVAの合成繊維で釘やねじから足裏を守ります。 - 【おすすめ】
①祭りで、路面の釘やねじの貫通から足裏を守りたい人
②建設現場や農作業のケガ予防にもおすすめ。
サイズ：4サイズ（24.5～28㎝）
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| EVA | ヒールカップあり | やや薄 | ステンレスプレートあり | ー |
| ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
5. サムティアス きざみ SAMKIZM
地下足袋用の衝撃吸収インソール
- 【特徴】
サムティアス きざみの特徴は、ベースが衝撃吸収スポンジで、衝撃吸収がいいところ。
また、表面は、通気性と吸汗性に優れたタオル生地ですべりにくい - 【おすすめ】
①足裏の衝撃吸収で、疲れをためたくない人
②地下足袋内の履きごごちを改善したい人
【サイズ】：7サイズ（22～28.5㎝）
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| コルク粉含んだ特殊スポンジ | アーチサポートあり ヒールカップなし | やや薄 | ー | ー |
| ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
6. アクティカウォーク 足袋用インソール
厚さ3.5㎜の超薄でも、クッション性が抜群！
- 【特徴】
柔らかクッション＋厚さ3.5㎜の薄型設計。サイズ調整にもいい。
抗菌防臭加工で、臭いも軽減。 - 【おすすめ】
①足・腰・ひざの衝撃をやわらげたい方
②普段使いの足袋にも◎
【サイズ】6サイズ(23.0~28.0cm)
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| アクリル発泡体 | ー | 3.5㎜の薄め | ー | ー |
| ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
7. 衝撃吸収 通気性 地下足袋用インソール
涼しくて疲れにくい”真夏に使いたい！
- 【特徴】
厚み1㎝のEVA素材＋メッシュで衝撃吸収がいい
通気性抜群で、ムレにくい - 【おすすめ】
①夏祭りや長時間使用で蒸れたくない人
②路面からの衝撃吸収をやわらげたい人
【サイズ】4サイズ（24.0～27.5㎝）
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| EVAスポンジ＋メッシュ | ー | 約1㎝厚 | ー | ー |
| ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
8. あしなか 足袋 たび インソール ブーツパンプス もこもこ あったか 防寒 保温 足先の冷え対策
天然ウール100％のあたたかさ、冬の地下足袋には必須！
- 【特徴】
天然羊毛100％＋ゴムスポンジで防寒・保温に最適モデルです。
また、合成ゴムスポンジが地面からの衝撃をしっかり吸収します。
さらに、通気性に優れた合成ゴムスポンジに活性炭も配合で、ムレと臭いも抑えます。 - 【おすすめ】
①足袋の足元の冷えが気になる方、冬の地下足袋には必須
【サイズ】3サイズ（22～24㎝）
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| ゴムスポンジ | ー | やや厚め | ー | 天然羊毛100％ |
| ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
9. eroSlim ゼロスリム 中敷き 足裏保護 踏み抜き防止足袋インソール 足袋用
“跳ねても痛くない！”足裏の貫通防止におすすめ
- 【特徴】
特殊繊維で踏み抜き防止、ガラスや釘から足裏をまもる - 【おすすめ】
①祭りで跳ねる・走る人の足裏の安全のため
②防災用としてもおすすめ
【サイズ】3サイズ（24.5〜27.0cm）
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| ー | ー | やや厚 | 特殊繊維 | ー |
| ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
10. ノサックス 地下足袋用踏抜き防止中敷 SKB-1000
“鉄壁の守り”を地下足袋にプラス。
- 【特徴】
高密度・高強度のポリエステル繊維で、JIS規格相当の踏抜き防止性能。 - 【おすすめ】
①祭りで跳ねる・走る人の足裏の安全のため
②解体作業・建設現場・山林作業のプロ、地下足袋用踏抜き防止として。
【サイズ】4サイズ（24.5～28㎝）
| 🟦衝撃吸収 | 🔲アーチサポート | 🟪サイズ調整 | 🔳踏み抜き防止 | 🟥防寒対策 |
| ー | ー | やや厚 | 高密度・高強度のポリエステル繊維 | ー |
| ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
まとめ 〜祭りを足袋インソールで快適に！〜
足袋や地下足袋は、日本の伝統や職人文化を支える素晴らしい履物です。
でも、その反面「疲れやすい」「安全性に不安」という弱点もあります。
足袋インソールをプラスすることで――
- 足が疲れにくくなる
- 足裏のケガ予防になる
- もっと激しく快適に動ける
など、足袋インソールは、あなたの足を守り 祭りを快適に しかも粋に 楽しませてくれるはず。
この記事を参考に、ぜひ、自分の足に合う足袋インソールを選んでください。
安全靴用インソールのことなら、コチラもご参考に↓↓↓
安全靴におすすめのインソール10選 【効果と選び方】を解説｜ 足の痛みや疲れを和らげる！
踏み抜き防止インソールは、コチラもご参考に↓↓↓
【災害時に必須】踏み抜き防止インソールで足裏を守る！ クギ・ガラス・瓦礫をブロック！
立ち仕事がつらいなら、コチラのインソールもご参考に↓↓↓
【完全ガイド】立ち仕事 最強のインソール おすすめ18選 ｜ 痛み・疲れ・むくみを和らげる
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