はじめに

働き盛りのビジネスマンにとって、革靴やビジネスシューズの履き心地が、とても気になりませんか!?
たとえば、
「足が疲れた」
「夕方になると靴がきつい」
「革靴がどうも合わない」
「足の裏が痛む」など
1日の終わりになると、足の悩みを抱えながら、ガマンしたり 改善したいと思ったりしていませんか!?
そのような働き盛りのビジネスマンに 知ってほしいアイテムが
「コルクインソール」です。
コルクインソールは、足にやさしい天然素材。
コルクインソールは、使い込むほど足の形に馴染みやすく、しかも耐久性がよいので 快適さがずいぶん長持ちします。
コルクは、インソールに最適な素材なんです。
本記事では、
・コルクインソールの特徴
・コルクインソールの効果と魅力
・失敗しない選び方
・プロ目線で厳選したおすすめ7製品
・コルクインソールの洗い方
を、中敷き研究家が 分かりやすく解説します。
コルクインソールを試したい方、ぜひ参考にしてください。
コルクインソールの特徴
コルク素材とは

まず、コルクで思い浮かべるのが、ワインの栓。
他にも建築材やコルクボードなど、けっこう目にしませんか!?
コルクは、もともと地中海沿岸に生育している「コルク樫(ガシ)」という木から採取された 天然素材です。
コルク素材の特徴はといえば、軽量で柔軟性があるところ。
それは、たくさんの細胞構造から構成され、空気の層が豊富にあるから。
なので、吸湿性やクッション性、保温性と断熱性に優れ、インソールに適した素材といえるんですね。
ちなみに、コルクインソールは、1780年代のイギリスで、工場労働者の足の負担を軽減するために作られたのが始まり。
それ以来、コルクは、シューズやサンダルに広く採用され、足に快適さを提供する素材として重宝されています。
コルクインソールの主な特性
コルクインソールの特性は、おもに次の5つになります。
1,通気性と吸湿性に優れている
2,断熱性と防振性に優れている
3,ヘタりにくく耐久性が高い
4,使い込むほど足の形に馴染みやすい
5,適度な硬さで足のアーチを支える
これらの特性から、コルクインソールは、機能的でとても実用的な中敷きといえるでしょう。
インソールの主要素材を比較する
インソールによく使われる素材として、コルク、EVA、ウレタンなどがあります。
コルクは、ウレタンやゲル素材のような「ふかふか感」はありませんが、その代わりに足を正しく支え、疲れにくくする安定感があります。靴との相性が良いのも、この「沈みすぎない硬さ」が理由です。
― インソールの主要素材の比較表―
コルクとEVAとウレタンの特徴を比較表にまとめてみました。
| 項目 | コルク | EVA | ウレタン |
|---|---|---|---|
| 硬さ | 中〜やや硬め | 柔らかい | 非常に柔らかい |
| クッション性 | △〜○ | ○ | ◎ |
| 反発力 | ○ | ○ | △ |
| アーチ支持 | ◎ | △ | ✕ |
| 足型適応 | ◎(徐々に) | △ | ○(即時) |
| 安定性 | ◎ | ○ | △ |
| ヘタりにくさ | ◎ | △ | ✕ |
| 通気・防臭 | ◎ | △ | ✕ |
| 慣らし期間 | あり | 少 | なし |
| 主な用途 | 立ち仕事・革靴 | スポーツ全般 | 衝撃対策・リカバリー |
● コルク|👉「足を支えるための素材」
- 構造的に足を「支える」
- アーチを潰さず保持できる
- へタリにくくて耐久性がよい
● EVA|👉 「足を動きやすくするための素材」
- クッション性と反発性のダブル効果
- スポーツ・日常兼用できる
- 長期使用で、ヘタりやすい
● ウレタン|👉「衝撃を逃がすための素材」
- 衝撃を吸収することが目的
- 足の動きはあまり制御しない
- 沈むため安定性が低下しやすい
このように、素材によって特徴が異なります。
コルクインソールは、足型に自然に馴染みながらアーチを支えるのが大きな特徴です。
コルクインソールは、立ち仕事や扁平足、革靴ユーザーなど、足裏の安定感と耐久性を重視する方に適した素材になるわけです。
コルクインソールの効果と魅力

コルクインソールは、6つの効果が期待できます。
1. 足裏の安定感が大きく向上する
コルクは柔らかすぎないため、足裏が靴の中でブレにくくなります。これにより、立っている時間や歩行時の無駄な筋疲労が軽減されます。
2. 履くほど足に合ってくる
新品時はやや硬く感じることもありますが、使うほど足型に沿ってなじみ、自分専用のインソールに近づいていきます。
3. 夕方の足のだるさが出にくい
体重が一点に集中しにくくなるため、夕方になっても足裏やかかとの疲れを感じにくくなります。
4. ムレにくく、革靴でも快適
天然素材ならではの通気性・吸湿性により、長時間履く革靴でもムレにくく、ニオイ対策にも有効です。
5. 長く使えてコスパが良い
コルクは圧縮に強く、ウレタン系インソールのように短期間で潰れにくいのが特徴です。結果的に買い替え頻度が減り、コストパフォーマンスに優れます。
6. 空気層による振動吸収と防寒にも
コルクに含まれるたくさんの空気層によって、歩く時の振動をおさえます。また、防寒にも有効です。
失敗しないコルクインソールの選び方

ポイント1:薄さと形状をチェックしよう
コルクインソールは、厚めの製品が多く、厚みが出すぎると、靴がきつくなります。きつくならないように、サイズと形状をチェックしましょう。
ポイント2:アーチサポートの強さをチェックしよう
扁平足気味の方は、アーチをしっかり支える設計を。ただ、コルクはへタリにくいので、違和感が不安な方は、サポートが控えめなタイプを選ぶとよいでしょう。
ポイント3:素材の組み合わせも考慮しよう
コルク単体だけでなく、レザーやラテックスと組み合わせた製品もあります。レザーは吸湿性を改善し、ラテックスは履き心地(あたりの柔らかさ)が良くなります。
コルクインソールが適応となる方
◎ 特におすすめできる方
① 扁平足・開張足傾向の方
- 土踏まずが低い
- 足裏が疲れやすい
- 長時間立つと足が痛くなる
👉 沈みすぎない支持力がアーチを支える
② 立ち仕事・歩行時間が長い方
- 接客業
- 医療・介護職
- 工場・倉庫作業
- 通勤でよく歩く
👉 足裏の安定感と疲労軽減に向く
③ 革靴・ビジネスシューズを履く方
- 靴底が硬い
- インソールが薄い
👉 コルクは薄くても機能性を出しやすい
④ 自然な履き心地を重視する方
- クッションが強すぎるのが苦手
- 足裏感覚を残したい
👉 天然素材志向のナチュラル派に
⑤ 長期間使えるインソールを探している方
- 何度も買い替えたくない
- ヘタらないものが良い
👉 初期費用より耐久性重視派
⑥パンプスを裸足で履く方
- 足裏の湿気と臭いを改善したい
- 薄目タイプが好ましい
👉 ファッション重視派
逆に注意が必要な方(非適応)向いていない人
以下の方には合わない、または慎重に選ぶ必要があります。
- 強いクッション性を求める方(膝痛・ランニング用・ジャンプ系スポーツ)
- 足底腱膜炎の急性期(痛みが強い時期)
- 糖尿病性足病変など感覚障害がある方
- すぐに柔らかさを感じたい方(慣らし期間が必要)
👉 痛みが強い場合は医療用インソールが適応になる場合があります。我慢しないで専門家に相談しましょう。
コルクインソールの適応「足の悩み別」まとめ
| 足の悩み | コルクインソールの適性 |
|---|---|
| 扁平足 | ◎ |
| 足裏疲労 | ◎ |
| 立ち仕事の疲れ | ◎ |
| ムレ・臭い | ○ |
| 膝・腰への衝撃軽減 | ○ |
| ランニング・ジャンプ | △ |
| ふかふかクッション重視 | ✕ |
プロが厳選|コルクインソール おすすめ7選
① ACTIKA(アクティカ)足裏の型にしっかり馴染む コルクインソール
ACTIKAコルクインソールの最大の魅力は、天然コルクの自己成形性(自然とフィットすること)により、数日〜数週間の使用で足裏の凹凸に自然になじみ、既製品とは思えないフィット感が生まれるところ。
アーチサポートは控えめで、矯正目的というより「疲れにくさの改善」が主な目的。営業や通勤で毎日革靴を履く方にとって、違和感なく使い続けられます。初めてコルクインソールを試す方や、強いサポート不要な方には特におすすめ。一方、足のトラブル改善を期待する方には、やや物足りなさを感じるかもしれません。
また、厚さが4㎜、6㎜、8㎜の3つのタイプあるので、靴のサイズ調整にもグッド。
長さは、22㎝~27㎝のフリーサイズ(カット)です。
② bracesole(ブレースソール)ハイアーチ アーチサポート ハーフコルク
bracesoleは「土踏まずの問題(扁平足・モートン・足底筋膜炎など)」に悩む方におすすめの高密度コルクインソールです。立ち仕事や長時間の外回りでも足裏の支えがブレにくく、蒸れにくい表面素材のスエードの採用で快適な歩行をしっかりサポートします。
アーチの高さで2タイプあり、1つがノーマルタイプで全面がコルク。もう1つがハイアーチタイプで後足部のみがコルク。ハイアーチタイプはアーチ部の支えが強固。「夕方になると土踏まずがつらい」という方には、即効性を感じやすい一足です。ただし、アーチ位置が合わないと違和感が出やすいため、扁平足が強い方や柔らかい履き心地を求める方には不向きな場合があります。
アーチ部の高さは、3㎝(ノーマル)と4㎝(ハイアーチ)の2タイプ。
サイズは、24㎝~29.5㎝。
③ BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)BIRKO BASIC インソール
ビルケンシュトック(BIRKO BASIC)は、本格派コルクインソールの王道とも言えるモデルです。解剖学的に設計されたフットベッドが足裏全体を面で支え、長時間の立ち仕事や歩行でも安定感が持続します。
履き始めは硬さを感じやすいものの、慣れると足裏が吸い付くような感覚に変わり、ヘタりにくさも抜群です。即効性よりも「根本から足環境を整えたい」方に向いています。革靴で慢性的な疲労や不安定感を感じている方にとって、安心して長く使える一足です。
④ 【100%コルク】健康中敷 The コルク(フリーサイズ)
The コルクは、素材そのものの力を最大限に活かした中敷きです。100%天然コルクならではの通気性・吸湿性に優れ、革靴内のムレやニオイ対策として非常に効果的です。
フラット設計で自由にカットできるため、さまざまな靴に合わせやすい反面、アーチサポートや衝撃吸収は控えめ。「足を矯正する」よりも「履き心地を自然に改善したい」方に向いています。夏場の革靴対策や、インソールによる違和感を避けたい方におすすめです。
⑤ イースマイル 大山式 コルクインソール
大山式は、歩き方そのものを意識させる独自設計が特徴のコルクインソールです。足指や足裏の使い方にアプローチし、普段使われにくい筋肉を刺激しやすい構造になっています。
クッション性や柔らかさを求める方には不向きですが、「最近歩き方が崩れてきた」「姿勢や足運びを見直したい」という意識の高い方には刺さる一足です。慣れが必要なため、短時間から試すのがおすすめ。一般的な中敷きでは物足りない方に向いた個性派モデルです。
⑥ Formin’(フォーミン)日本製 ヌメ革×コルク レザーインソール
Formin’は、革靴好きのための育てるインソールです。ヌメ革と天然コルクを組み合わせ、日本製ならではの丁寧な仕上がりが光ります。履き込むほどに足型になじみ、革靴と一体化する感覚が得られます。
価格はやや高めですが、見た目・質感・耐久性の満足度は非常に高く、ワンランク上の革靴体験を求める方に最適。水濡れには注意が必要ですが、「良い革靴を長く快適に履きたい」大人の男性にこそ選んでほしい一足です。
⑦ Finn Comfort ユニセックス Finnamic ソフトインソール
Finnamicは、コルクの安定性と柔らかさを両立した万能型インソールです。ドイツ整形靴ブランドらしい設計で、足裏全体をバランス良く支えながら、硬さを感じにくい履き心地に仕上がっています。
やや厚みがあるためタイトな革靴には注意が必要ですが、「コルクは硬そうで不安」という方には最適な選択肢です。安定感と快適性を同時に求める方、初めて本格派インソールを導入する方にもおすすめできます。
製品比較表|特徴が一目でわかる
| 製品名 | 主素材 | 厚み・タイプ | 特徴 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| ACTIKA コルクインソール | 天然コルク | 薄め・フル | 足裏に自然になじむ | 初めてインソールを使う人 | サポート力は控えめ |
| bracesole ハーフコルク | コルク+スエード | 薄め・ハーフ | 強めのアーチサポート | 土踏まずが疲れやすい人 | アーチ位置が合わない場合あり |
| BIRKENSTOCK BIRKO BASIC | コルク+ラテックス | 標準・フル | 高い安定性と耐久性 | 長時間立ち仕事の人 | 慣らし期間が必要 |
| The コルク(100%) | 天然コルク100% | 薄め・フル | 通気性・吸湿性に優れる | ムレ対策重視の人 | クッション性は低め |
| 大山式 コルクインソール | コルク | 薄め・フル | 足指の使い方を意識 | 歩行改善をしたい人 | 履き心地に慣れが必要 |
| Formin’ ヌメ革×コルク | ヌメ革+コルク | 標準・フル | 高級感・経年変化 | 革靴を育てたい人 | 水濡れに弱い |
| Finn Comfort Finnamic | コルク+クッション | やや厚め・フル | ソフトな履き心地 | 硬さが苦手な人 | タイトな靴には不向き |
コルクインソールの洗い方
コルクインソールの洗い方は、ぬるま湯と薄めた中性洗剤で手洗いし、固く絞ったタオルで洗剤分を拭き取り、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させるのが基本です。
軽い汚れならウェットティッシュでもOK。頑固な汚れは歯ブラシで優しく洗いましょう。
乾燥するときには、ヒーターの熱や直射日光は避けましょう。
まとめ|コルクインソールで靴の履き心地を変えよう
革靴やビジネスシューズの履き心地は、靴そのものより「中敷き」で大きく変わります。
特にコルクインソールは、
・足を正しく支え
・疲れにくく
・長く使える
という点で、働き盛りの30〜50代のビジネスマンの足を快適にする非常に相性の良いアイテムです。
「靴を買い替える前に、まずインソールを見直す」
それだけで、毎日の仕事の快適さが変わるかもしれません。
ぜひ、この記事を参考に、コルクインソールで靴やシューズの履きごごちを快適にしてください。






