スノーボードで、インソールを使ったことがありますか?
スノボのブーツにインソールを入れると、足裏の感度が格段にアップします。
力の伝達も強くなって、ターンのエッジ感覚だって違いがうまれます。
ということは、インソールがあなたの滑りをかえてくれるのです!
今回は、スノボが、少しでも上手くなりたい方や痛みを改善したい方のために、インソールの効果について解説します。
また、インソールを厳選して、おススメの3ブランドだけ紹介しました。
インソールを使って、スノーボードの滑りを上達させましょう。
これを読めば、インソールの重要性とすごさが分かると思いますよ。
純正インソールとブランドインソールを比べてみた
踵の安定感が違う
純正(ブーツメーカーが作った)インソールと専門ブランドの既成インソールを比べてみると、踵の安定感が全く違いますね。

私は、スーパーフィート(グリーン)を使っています。シューズに使っているインソールですが、足の動きが、骨盤や体の動きにまで影響するので、とても動きやすくなります。
スノーボードは、全身を使うスポーツ
もちろん、スノーボードでもインソールによる効果は非常に大きいです。
スノーボードは、足だけで滑るのじゃなくて、全身を使うスポーツなので、インソールの影響は計り知れません。
スノボのブーツには、メーカーが作った純正インソールが付属しています。
そのインソールでも、ある程度の性能は発揮してくれますが、専門ブランドの既成インソールと比較すると性能がまったく比べものになりません。
スノーボードにインソールを使う【メリット】
スノボのブーツに既成インソールを使うメリットは、
- 足とブーツのフィッティング向上
- 足裏の感度アップ
- パワーの伝達力アップ
- バランス感覚アップ
- 怪我の予防
- 足の冷え対策
の6つです。
6つのメリットによって、滑りが上達するし、どこか痛めている場合には、インソールが必須アイテムになるのです。
足とブーツのフィッティング
足裏とブーツのムダな隙間がなくなるので、ドンピシャのフィッティングが可能となります。
パワーの伝達力
ドンピシャのフィッティングが可能となると、足が生み出すパワーが減衰することなく、ブーツから板にダイレクトに伝わるのです。
ということは、スノーボードの操作が楽になるし、正確になるのです。
また、ムダな筋力を使わないので、疲労の蓄積が少なくなり、疲れの回復も早まるでしょう。
足裏の感度アップ
インソールで足の機能が高まると、雪面の微妙な凸凹が、板を通して感じ取れるようになります。足裏の感度がアップすると、今までスルーしていた滑りの微調整ができるようになるでしょう。
バランス感覚アップ
足の安定感が高まるので、バランス感覚が必然的にアップします。スノーボードは、バランス感覚が大事なので滑りが上達しますよね。
ケガの予防
インソールで足が動きやすくなると、体の動きが改善されて、足や膝そして腰の痛みが楽になり、けがの予防にもつながります。
足の冷え対策
最近は、メーカーが冬用インソールも開発しているので、足の冷え対策もできます。
インソールの【効果】の秘密
アーチをサポートする
インソールの最大の効果は、足の土踏まず(アーチ)をサポートすることです。
とくに、扁平足ぎみなら、衝撃吸収が弱くなって、ブーツの中で足裏が痛くなるし、疲れも蓄積します。
また、スノーボードで、よくあるケガが、膝のねんざ。
足のアーチが効かないと、踏ん張った時に、膝が内に入って、ケガをしてしまいます。

足の動きを伝えて板をコントロールする
インソールで足を整えると、足の動きが全身に伝えられます。

スノーボードは、全身を使うスポーツなので、足を整えて運動をうまく連鎖させることで、板がコントロールしやすくなります。
インソールの【選び方】と【おススメ製品】
いきなり、カスタム(足に合わせて作成してもらう)もあるけれど、確かに足にピッタリ合って効果は高いです。
しかし、カスタムをしてもらえる専門店に行かないと作成が難しいし、値段もそれなりに高いです。
ブーツの純正インソールから、既製インソールに変えるだけでも効果は十分にあります。まず最初は、既成インソールから始めてみるといいと思います。
おススメの3つのブランドを紹介
ここでは、スーパーフィート、シダス、BMZの3つのブランドに厳選しました。
どのメーカーも、しっかり研究されて、全ての人に合うように設計されています。各メーカーとも、コンセプトや特長的なところがあるので、それぞれ紹介します。
スーパーフィート
私が、愛用しているインソールです。
スーパーフィートの一番の特徴は、踵をスッポリ包み込むヒールカップの形状です。踵が機能して、足や骨格のねじれを補正します。アーチ自体は、持ち上げません。これらが、スーパーフィートの性能を支えている特許技術になります。
スーパーフィートのコンセプトもすばらしい。1964年、米国足病学から生まれたインソールです。
スーパーフィートのおススメ製品
スーパーフィートには、たくさんの種類があります。スノーボードにおすすめしたいのは、「GREEN」「Redhot」「hotPINK」の3つです。
スーパーフィート GREEN
普段のシューズにも使えるスタンダードなタイプです。このタイプは、冷え対策がされていません。初めて使う方にはおススメしたい製品です。
スーパーフィート Redhot
冷え対策がされたインソールです。【男性用】になります。
スーパーフィート hotPINK
このインソールも、冷え対策されています。【女性用】になります。
シダス インソール
シダスとは1975年に、フランスで誕生したインソール。足のアーチを支えるタイプのインソールです。スーパーフィートより少し柔らか目に感じます(あくまでも個人の感想です)。
これらは、ランニング用インソールですが、シダス製品の技術の高さが分かると思います。
シダスインソールのおススメ製品
シダス ウインタープラス
冷え対策がされています。
シダス ウインター3Dパフォーマンス
この製品も冷え対策がされています。
BMZ インソール
唯一、日本生まれの日本製インソールです。スーパーフィートより薄く、踵がカーボン製です。外側アーチ(立方骨)を決めるのが最大の特長です。扁平足の人には向いていると思います。
社長自ら、BMZ製品のすばらしさを分かりやすく、ご紹介されています。
BMZインソールのおススメ製品
BMZ キュボイドパワー スノーボード
スノーボード専用のBMZインソールになります。
BMZ キュボイドパワー スノーボードR
スノーボード専用でエキスパート(上級者向け)のインソールになります。
既成インソールの合わせ方
既成インソールは、ブーツに入るように大きさを整えてフィッティングしましょう。
まず、ブーツの純正インソールを取り出して、既成インソールに重ね合わせて、ラインを引きます。
次に、ハサミでラインに沿ってカットします。ブーツに入れてみて、微調整すればOKです。
最後に、ブーツを履いて歩いてみてくださいね。入れる前と、入れた後で体の動きやすさを比べて、軽くなっていることを体感してください。
まとめ
ここでは、スノーボードのブーツに入れる既成インソールの重要性を解説し、おススメ製品を紹介しました。
インソールを変えただけで、滑りが上達したり、痛みが軽くなったりするのです。
スノボ初心者の方は早く上達するために、経験者の方はスノボがもっとうまくなるために、そしてエキスパートの方は今の限界を超えるために、ぜひインソールを活用してください。
既成インソールから始めて、カスタムインソール(自分の足に合わせて作成する)にすると、さらにドンピシャの滑りをゲットできるでしょう。
スノーボードに、インソールを使って、モアエンジョイ、モアチャレンジ、モアハッピーになってください。




