【スキー】に最適 インソールで滑りが変わる! インソールの効果とおススメ5選

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目次

スキ―ブーツに、インソールを入れて使ったことがありますか?

スキーブーツにインソールを入れると、足裏の感覚が格段にアップします。
足裏の力が強くなって、ターンのエッジ感覚だって違いがうまれます。

インソールを使うことで、滑りが格段に変わるのです!

ここでは、スキー用のインソールの効果について解説します。
また、スキーコントロールがもっと上手くなりたい方や足裏の痛みを改善したい方のために、インソールを厳選して、おススメの3ブランドだけ紹介しました。

インソールを使って、スキーの滑りを上達させましょう。
これを読めば、インソールの重要性と効き目が分かると思いますよ。

スキーは、全身を使うスポーツ

スキーは、板を操作するために足裏の感覚がとても大事だし、足の安定感は、バランスに影響します。

スキーは、足だけで滑るのじゃなくて、全身を使うスポーツなので、インソールの影響は計り知れません。

純正インソールとブランドインソールを比べてみた

スキーブーツには、メーカーが作った純正インソールが付属しています。

そのインソールでも、ある程度の性能は発揮してくれますが、専門ブランドのインソールと比較すると性能がまったく比べものになりません。

純正(ブーツメーカーが作った)インソールと専門ブランドの既成インソールを比べてみました。

踵の安定感が違う

違いは、一目瞭然(いちもくりょうぜん)!!

踵の安定感全く違いますね。

私は、スーパーフィート(グリーン)を使っています。シューズに使っているインソールですが、足の安定感が格段にアップします。また、足の動きが、骨盤や体や手にまで影響するので、とても動きやすくなります。

中折れしない

中折れしません。足底のスタビライザーが硬くて折れないのです。

もし、足裏が中折れすると足の力がブーツに伝わらないし、ブーツの反力が足にも伝わりません。

さらに、中折れするということは、足の土踏まずが折れ曲がるということ。扁平足なら足裏の痛みになってしまいます。

スキーブーツにインソールを使う【メリット】

スキーブーツにインソールを使うメリットは、

  1. 足裏とブーツのフィッティング向上
  2. 足裏の感度アップ
  3. パワーの伝達力アップ
  4. バランス感覚アップ
  5. 怪我の予防
  6. 足の冷え対策

の6つです。

足とブーツのフィッティング

足裏とブーツのムダな隙間がなくなるので、ピッタリのフィッティングが可能となります。

パワーの伝達力

ピッタリのフィッティングが可能となると、足が生み出すパワーが減衰することなく、ブーツから板にダイレクトに伝わるのです。ということは、スキーの操作が楽になるし、エッジで雪面をしっかりとらえることができるのです。また、ムダな筋力を使わないので、疲労の蓄積が少なくなり、疲れの回復も早まるでしょう。

足裏の感度アップ

インソールで足の機能が高まると、雪面の微妙な凸凹とエッジ感覚が板を通して感じ取れるようになります。足裏の感度がアップすると、今まで難しかったターンの微調整ができるようになるでしょう。

バランス感覚アップ

足の安定感が高まるので、雪面のアップダウンでもバランス感覚が必然的にアップします。テンポよく滑れて、スキーの滑りが上達しますよね。

ケガの予防

インソールで足が動きやすくなると、体の動きが改善されて、足や膝そして腰の痛みが楽になり、けがの予防にもつながります。

足の冷え対策

メーカーが冬用インソールを開発しているので、足の冷え対策もできます。

インソールの【効果】の秘密

アーチをサポートする

インソールの最大の効果は、足の土踏まず(アーチ)をサポートすることです。
とくに、扁平足ぎみなら、衝撃吸収が弱くなって、ブーツの中で足裏が痛くなるし、疲れも蓄積します。

とくに踵の過剰回内(オーバープロネーション)が扁平足を引き起こします。

また、スキーで、よくあるケガが、膝のねんざ。
足のアーチが効かないと、踏ん張った時に、膝が内に入って、ケガをしてしまいます。

足の動きを伝えて板をコントロールする

インソールで足を整えると、足の動きが全身に伝えられます。
スキーは、全身を使うスポーツなので、足を整えて運動をうまく連鎖させることで、板がコントロールしやすくなります。スキーのエッジがしっかり効くようになるでしょう。

おススメの3つのブランドを紹介

ここでは、スーパーフィートシダスBMZの3つのブランド、7製品に厳選しました。
どのメーカーも、しっかり研究されて、全ての人に合うように設計されています。各メーカーとも、コンセプトや特徴的なところがあるので、それぞれ紹介します。

スーパーフィート

私が、愛用しているインソールです。
スーパーフィートの一番の特徴は、踵をスッポリ包み込むヒールカップの形状です。踵が機能して、足や骨格のねじれを補正します。アーチ自体は、あまり持ち上げません。ヒールカップと足底のスタビラーザー(プラスティックの硬い部分)が、スーパーフィートの性能を支えている特許技術になります。

次の動画は、スーパーフィートの特徴が、よ~く分かりますよ。

スーパーフィートのコンセプトもすばらしい。1964年、米国足病学から生まれたインソールです。

スーパーフィートのおススメ製品

スーパーフィートには、たくさんの種類があります。スキーブーツにおすすめしたいのは、「GREEN」「Redhot」「hotPINK」の3つです。

スーパーフィート GREEN

普段のシューズにも使えるスタンダードなタイプです。このタイプは、冷え対策がされていません。初めて使う方におススメしたい製品です。

サイズは、8つ。19-21㎝/21-23㎝/23-25㎝/25-27㎝/26-28㎝/27-30㎝/29-32㎝/31-34㎝/

スーパーフィート Redhot

冷え対策がされたインソールです。つま先部分の裏側にアルミシートが貼られていて、暖かいです。

【男性用】になります。

サイズは、6つ。23-25㎝/25-27㎝/26-28㎝/27-30㎝/29-32㎝/31-34㎝/

スーパーフィート hotPINK

このインソールも、冷え対策されています。つま先部分裏側にアルミシートが貼られていて、暖かい。

【女性用】になります。

サイズは、4つ。21-23㎝/23-25㎝/25-27㎝/26-28㎝/

シダス インソール

シダスとは1975年に、フランスで誕生したインソール。足のアーチを支えるタイプのインソールです。スーパーフィートより少し柔らか目に感じます(あくまでも個人の感想です)。

シダスインソールのおススメ製品

シダス ウインタープラス

冷え対策がされています。

サイズは、5つ。22-23㎝/23.5-24.5㎝/25-26.5㎝/27-28㎝/28.5-29.5㎝/

シダス ウインター3Dパフォーマンス

created by Rinker
¥7,000 (2025/02/17 06:48:32時点 楽天市場調べ-詳細)

この製品も冷え対策がされています。

サイズは、5つ。22-23㎝/23.5-24.5㎝/25-26.5㎝/27-28㎝/28.5-29.5㎝/

BMZ インソール

唯一、日本生まれの日本製インソールです。スーパーフィートより薄く、踵がカーボン製です。外側アーチ(立方骨)を決めるのが最大の特長です。シダスに比べると内側アーチが低く感じると思います。

社長自ら、BMZ製品のすばらしさを分かりやすく、ご紹介されています。

BMZ キュボイドパワー スキー

サイズ は、6つ。22.0-23.5cm/24.0-24.5cm/25.0-25.5cm/26.0-26.5cm/27.0-28.5cm/29.0-30.5cm
厚さ インソール前足部厚み約3.3mm。重さ片側 25.0cm基準 約27gで軽いインソールです。

ビギナーからエキスパートまで幅広く使えます。

BMZキュボイドパワー スキーR

サイズは、6つ。 22.0-23.5cm/24.0-24.5cm/25.0-25.5cm/26.0-26.5cm/27.0-28.5cm/29.0-30.5cm
厚さ インソール前足部厚み約4.3mmとやや厚目。重さ片側 25.0cm基準 約34g。

とくに、エキスパートにおススメ。ねじりに強いスタビライザーが装備されているので反発力がうまれます。

既成インソールの合わせ方

既成インソールは、ブーツに入るように大きさを整えてフィッティング(合わせること)しましょう。
まず、ブーツの純正インソールを取り出して、既成インソールに重ね合わせて、ラインを引きます。
次に、ハサミでラインに沿ってカットします。

ブーツに入れてみて、微調整すればOKです。
最後に、ブーツを履いて歩いてみてくださいね。入れる前と、入れた後で体の動きやすさを比べて、軽くなっていることを体感してください。

まとめ

ここでは、スキーブーツに入れる既成インソールの重要性と効果を解説しました。
また、おススメのインソールを7製品だけ紹介しました。

各メーカーによって製品に特徴があるし、人の足の形もそれぞれ違うので、この記事を参考にして選んでください。
インソールを変えただけで、滑りが上達し、ケガの予防や痛みが軽くなるので、「インソールはスキーのマストアイテム」と言ってもいいでしょう。

スキーの初心者は早く上達するために、経験者の方はスキーがもっとうまくなるために、そしてエキスパートは、今の限界を超えるために、ぜひインソールを活用してください。
グレードアップしたくなったら、場所は限られますが、カスタムインソール(自分の足に合わせて作成する)だってトライしたくなるでしょう。

この記事が、スキーヤーにとって、モアエンジョイ、モアチャレンジ、モアハッピーになることを願っています。

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アルチザン蔵氏

クライアントさんの足の悩みに向き合えなかった体験から、既成インソールを調べて目利きをするようになった中敷き研究家。手作りインソールの製作、理学療法士の国家資格を持つ、職人歴30年のセラピスト。ランニングが趣味の(自称)健康おたく。

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