最近、足が疲れやすいんですよね。
足裏が痛かったり、攣りそうになったり、ホントに疲れるんです。
立ち仕事のせい? そんなに歩き回るわけじゃないのに?
もしかして、体重が増加したから??運動不足のせいかも?。
なんとか、疲れをとりたい!
はい、お困りですね。
体重の増加と、運動不足。ご自分では、よ~く分かっていらっしゃる。
でも、ダイエットとなると、なかなかできるもんじゃありません。
それならば、足が疲れないおススメのインソールを試してみてください。
高性能なインソールは、足を強化してくれるので、足の疲れをカバーできるのです。
また、インソールは、シューズに入れるだけだから、超便利。
でも、たくさんの種類から最適なインソールを選び出すのって、けっこう難しいですよね。
そこで、この記事で中敷き研究家が、足の疲れの【原因】、最適なインソールの【選び方】を解説しました。
また、おススメのインソールを、8製品だけ紹介しています。
ぜひ、インソール選びの参考にして、足の疲れを吹き飛ばしてくださいね。
足の疲れの【原因】
さて、足の疲れの原因は、なにも体重増加や運動不足だけではありません。
他にも、たくさんの原因があるのです。
その中で、大きな原因が、とくに『靴やシューズの問題』と『足の崩れの問題』です。
靴やシューズの問題
毎日履いている靴やシューズが、知らないうちに足の疲れを引き起こしていても、あまり気づきませんよね。
それは、もともと、日本は靴文化じゃないし、意識的にチェックする習慣もないからです。
それでは、靴やシューズの問題を、3つのポイントからチェッしてみましょう
- 足が靴の中で遊んでいませんか?
- シューズが中折れしませんか?
- 柔らかすぎで薄っぺらのアウトソールではありませんか?
足が靴の中で遊んでしまう
これは、靴や・シューズのサイズが大きいためですね。靴の中で足が遊んでスベってしまうと、歩く度に、踏ん張れないから力が抜けてしまいます。これでは、歩きづらくて、足が疲れてしまいますね。
これは、サイズ調整で簡単に解決するのです。サイズ調整には、インソールが最適ですね。
シューズの中折れ

写真のように、シューズの両端を持って曲げてみてください。
シューズの中央が、中折れするのは、シャンク(土踏まずの芯)がないからです。
シューズのアーチ部分が中折れすると、足の土踏まずもいっしょになって崩れるため、扁平化していきます。とくに、扁平足ぎみの人にとっては、ホントにつらいですね。
これは、硬質のスタビライザーのあるインソールをシューズに挿入するだけで、シャンク(土踏まずの芯)の補強になるのです。
インソールを使えば、ローテクシューズもハイテクシューズに様変わりしますよ。
柔らかすぎで薄っぺらのアウトソール

シューズのアウトソールは、路面からの衝撃を和らげるとともに、反発力を高める役目があります。アウトソールが薄っぺらだと衝撃吸収と反発力のリターンがないため、歩くのがつらくなります。
アウトソールの代りを、インソールで代用する必要があるでしょう。
足の崩れの問題
足の崩れの問題も、疲れの大きな原因です。
土踏まずが崩れる扁平足

足の崩れで多いのが、土踏まずがつぶれて低くなる扁平足。
『扁平回内足』ともいいます。
『扁平回内足』は、そもそも負担に弱い足ですね。なんといっても、足は体の土台ですから。
足が崩れると、膝や腰に影響があるので、足も体も疲れやすくなります。
これには、ヒールカップやアーチサポートで扁平回内足を改善することが必要ですね。

かかと体重で浮き指

足の指が、地面に着かないで浮いているのを『浮き指』といいます。足の指が使われずに遊んでいる状態ですね。
これは、かかと体重と足底筋の弱化が原因です。
足の指が使えないと、地面を蹴れないし、バランスも悪くて疲れるのです。
バランスをとるのには、足の骨(26個もありますよ)が、精緻に連動する必要があります。かかと体重では、この精緻な動きが止まってしまうのです。
インソールを使えば、精緻な動きを引き出すこともできるのですね。
専門家のチェックを受けよう
もし、疲れがひどかったり、足裏の痛みが強かったなら、他の病気が隠れているかもしれません。
我慢しないで、シューフィッター(靴の専門家)やお医者さんに相談してくださいね。
で、異常なしってことなら、インソールを試してみましょう。
疲れないインソールの選び方
インソールを選ぶ前に、普段履いている靴やシューズを、必ずチェックして下さいね。
疲れの原因が、靴やシューズにあることも多いですから。
サイズ調整で選ぶ

靴やシューズが大きい場合に、インソールがサイズ調整として利用できます。
踵から足先まで全体が大きければ、フルサイズのインソールを。
足先が窮屈なら、ハーフサイズのインソールを選ぶとよいでしょう。
ローテクシューズの補強で選ぶ

ローテクシューズなら、インソールで補強して、ハイテクシューズに様変わりさせましょう。
中折れシューズには、硬質のスタビライザーのあるインソールを選んでください。
シューズに挿入するだけで、シャンク(土踏まずの芯)の補強になります。
硬めのインソールを選ぼう

クッション性を売りにしているインソールってありますよね。
一見良さそうなのですが、衝撃を吸収するだけのインソールを使っていると、効果ないどころか疲れが増えることさえあるのです。
なぜなら、「衝撃を吸収する」ということは、「ブレーキをかける」ことになるため、スピードが止まって前に進まなくなるからです。
たとえば、ぬかるみを歩くような、砂浜で足が沈んで前に進まないような、歩きにくい状態になるわけです。
疲れないためには、「衝撃吸収と反発力がセット」になった、硬めのインソールを選んでください。
ヒールカップで選ぶ

ヒールカップで踵骨が安定すると、衝撃のエネルギーがすぐに反発力へとリターンできるので、とても歩きやすくなります。
深めのヒールカップで、踵をホールドするインソールを選びましょう。
アーチサポートのあるものを選ぶ

足の疲れに効果のあるインソールは、土踏まずを支える3つのアーチがしっかりデザインされていることが大事です。
とくに、扁平足が疲れの原因ならば、アーチサポートで足底から土踏まずを支え、負担に負けない強い足にすることができます。
アーチの高さを選択できるインソールがおススメになります。
アーチサポートは、各メーカーにさまざまな特徴あるので、必ずチェックしておきましょう。
足トレ効果のあるものを選ぶ
インソールの中には、シューズに挿入して履いているだけで、足がトレーニングできるものもあります。
足底の筋肉が活性化されるので、疲れに強くなっていきます。
疲れないためのインソールおすすめ8選
ここでは、中敷き研究家が厳選した『足が疲れない』おススメのインソールを、次の5タイプに分けて、8製品だけ紹介しますね。
- 【ヒールカップ】タイプ
- 【アーチサポート】タイプ
- 【ハーフインソール】タイプ
- 【クッション】タイプ
- 【浮足改善】タイプ
【ヒールカップ】タイプはコレ↓↓↓
SUPERfeetインソール Heritage BLACK (ブラック)
『丈夫なヒールカップで踵を包み込み、アーチの自然な動きを引き出す優れもの』

最大の特徴が、硬質のヒールカップ。ヒールカップで踵を包み、アーチの自然な動きが導かれます。また、硬めのインソールだから反力があって歩きやすいのです。だから、疲れにくく、とても動きやすい。
さらに、スーパーフィートシリーズの中でBLACKは、薄くてかさばらない形状。タイトなスニーカーでも、アーチサポートの突き上げ感が少なく、快い履き心地を感じられます。
注意したいのは、スーパーフィートの場合、フィッティング(サイズ合わせ)の良し悪しで、履きごごちが全く違ってきます。カットを丁寧に行うことが、とても大事なポイントです。
【サイズ】B:21.5-23㎝/ C:23.5-25㎝/ D:25.5-27㎝/ E:27.5-29㎝/ F:29.5-30㎝/ G:30.5-32㎝/
【アーチサポート】タイプはコレ↓↓↓
(ZAMST) ザムスト フットクラフトスタンダードクッションプラス
『日本人のデータを基にした足コアスタビライザーで、「抜群のフィット感」を感じられる』

このインソールの最大の特長は、アーチサポートの高さを選べるところ。ハイ(高)オレンジ色、ミドル(中)青色、ロー(低)緑色の3タイプから選べて、扁平足の度合いに応じて使い分けることができるので、オーダーメイド感覚に近いですよ。高さがフィットすれば、歩きやすくて疲れません。
購入する前には、アーチの高さを、必ず測定してくださいね。
【サイズ】S:21.0~22.5cm/ M:23.0~24.5cm/ L :25.0~26.5cm/ LL:27.0~28.5cm/ 3L:29.0~30.5cm
【アーチサポート】タイプはコレ↓↓↓
[ニューバランス] サポーティブリバウンドインソール RCP280
『米国で人気のシューズメーカー、NB「ニューバランス」のインソール』

見た目が、グレーカラーでシンプル。でも、とても高品質なんです。アーチサポート、クッション、グリップのよさは五つ星。やや硬めなので、とても歩きやすいです。
【サイズ】SS:21.5~22.5cm/S:23~24cm/M:24.5~25.5cm/L:26~27cm/O:27.5~28.5cm/XO:29.0~30.0cm
【アーチサポート】タイプはコレ↓↓↓
EDTREインソール アーチサポート
「人間工学に基づき設計、アーチが硬い素材で強力な支持力あるインソール」

アーチは、ハードなTPU(プラスティック)とハード高密度EVA素材でしっかりしていて、やや硬めのインソール。U型ヒールカップ設計が採用され、かかとを優しく包み込み、安定性もアップ。
【サイズ】22.5㎝-28㎝、5㎜間隔で12サイズ。12サイズと多いから、ぴったりフィット。
【ハーフインソール】タイプはコレ↓↓↓
[アシマル] インソール アクティブハーフ 日本製
『かかとにゴム、アーチに硬質プラスティック、ハードにアーチ機能を高めてくれる純日本製の逸品』

硬いプラスティック製のバネ板作用でアーチをしっかりサポート。なので、歩きやすくて疲れません。さらに、薄さ2㎜でとても使いやすい。シューズに入れ替えて使用できるので、超便利。
【サイズ】S(23.0-24.5cm)、M(25.0-26.5cm)、L(27.0-28.5cm)
【厚み】踵の厚み2㎜
【クッション】タイプはコレ↓↓↓
インソール [理学療法士監修] 衝撃吸収 アーチサポートRela Kino
『衝撃吸収に優れ、しかも土踏まずのサポートが強力で歩きやすい』

特殊4層構造で負担軽減。かかと中心にジェルパットと、クッションに特化した特殊PU素材のダブルで衝撃吸収しています。アーチ高3.5㎝でアーチの保護も強力。しかも硬すぎないので、土踏まずのサポート感はかなりいい。
【サイズ】3S:22-22.5、2S:23-23.5、S:24-24.5、M:25-25.5、L:26-26.5、2L:27-27.5㎝XS:22cm~24cm S:24.5cm~25.5cm M: 26㎝~27cm L:27.5cm~28.5cm XL:29cm~31cm の5サイズ。男女兼用。
【厚み】先端0.7㎝、アーチ高3.5㎝、かかと中心1.1㎝
【クッション】タイプはコレ↓↓↓
[ソルボ] DSIS ソルボ ヘルシーフルインソール ブラウン
『電球を挟んで叩いても割れない素材のソルボセイン、さらにアーチサポートもプラス』

筋肉の特性をもった特殊な衝撃吸収素材「ソルボセイン」でできたインソール。さらに、内側アーチ・外側アーチ・横アーチがプラスされ、歩きをサポートしています。
【サイズ】3S:22-22.5、2S:23-23.5、S:24-24.5、M:25-25.5、L:26-26.5、2L:27-27.5㎝
【厚み】約4㎜
【浮指改善】タイプはコレ↓↓↓
BMZ(ビーエムゼット) 「アシトレ」モデル アシトレ
『BMZは、アーチを支える基点「立方骨」の新発見から生まれた日本製の新型インソール』

立方骨パットと前足パッドで、「浮き指」を改善してくれる。だから、足指が地面について筋トレになる。さらに、内側アーチがフリーで圧迫されません。なので、疲れにくい足に強化されますね。ただし、ふだん使わない筋肉が働くため、使い始めは筋肉痛がおこることもあります。
【サイズ】
XS:21.0-22.5cm/ S:23-24.5㎝/M:25.0~26.5 cm /L:27-29㎝
【浮指改善】タイプはコレ↓↓↓
Reve(レーブ)五本指インソール
『自分で施工するオーダーメイドインソール、浮指改善、足とシューズとの一体感が格別』
日本生まれ,、五本指インソールのRrve(レーブ)。最大の特徴が、足趾のフィット感。
浮き指が改善し、立ち仕事でも踏ん張り力がかなりアップします。自分で施工するので、採型する時には、動画と設計図を参考に、うまく慎重に採型してください。
【サイズ】5サイズ:S:22‐24㎝、M:24.5‐25.5㎝、L:26‐27㎝、XL:27.5‐28.5㎝、XXL:29‐30㎝
こちらも、ご参考にしてください。

まとめ
足が疲れないためのインソールの選び方、いかがでしたか?
足が疲れる原因は、「靴やシューズ」の問題と「足の崩れ」の問題があります。原因に応じて、インソールを使い分けるのが、ポイントなんですね。
また、浮き指の改善と、足趾の踏ん張り力のアップも大事です。
それから、柔らかインソールよりも硬めのインソールの方が、歩きやすくて、足は疲れにくいんです。
疲れや痛みがひどい場合には、がまんしないで、お医者さんに相談して下さいね。
この記事を参考にして、足が疲れないためのインソールを、ぜひ試してください。





