防寒シューズを履いても、冷たい積雪の中、屋外作業で足先が凍えそうになるってことありませんか?
とくに、路面が凍結した日には、靴底から冷気が伝わり、とても冷た~くなってくる!
こんな寒い日には、暖ったか防寒インソールがおすすめなんです。
スキー場での雪かき作業や、凍結路面の立ち仕事でも、冷えをブロック!ほんとに暖ったかホカホカなんですね。
こんな感じの暖ったかインソール↓↓↓

ところで、冷えをブロックして、足を暖めるインソールのメカニズム知ってますか?
しっかり考えられているんですよ。
ということで、今回の「まめ知識」のテーマが、『冷えをブロック!暖めインソールの仕組みについて』 です。
冷えをブロック!暖めのインソール効果とは?

それは、
- 伝導
- 輻射
- 対流
の3つ熱の伝わりを利用して、冷えをブロックするのです。
この中で、暖ったかインソールは「伝導」と「輻射」の仕組みが主に使われています。
むかし、理科で習ったような??
まずは、
「伝導」について

湯たんぽに触れていると、暖かさが伝わってくる熱が「伝導」です。
雪の上に立っていると、足裏から熱が靴の外に奪われてしまいます。これも「伝導」。
要は、熱が伝わって外に逃げていくから、足が冷えるわけ。
なので、断熱材をしいて、それを止めちゃえば、防寒できるのです。
断熱材は、厚ければ厚いほど保温効果が高くなります。なので、断熱材(インソール)で靴底を厚く補強することで、冷気をブロックすることが期待できます。
また、暖かさを保温するには、「フェルトやムートン・ウール(羊毛)・カーボン繊維」など、空気層の多い断熱材が有効です。

つぎに、
「輻射」について

ちなみに、「輻射」とは、電気ストーブの前にいると、離れていても熱が放射して熱く感じるやつですね。
なので、防寒には、足の体温が「輻射」によって、靴の外に逃げていかないように、反射させて止めちゃえばいいわけ。
純度の高い「アルミ素材」が熱をもっとも反射してくれます。いわば、魔法瓶のように、輻射熱を反射させて暖めるのです。
防寒インソールは、「輻射」と「伝導」で熱が逃げないように止めて、閉じ込めることで足の裏を保温するんです。

暖ったかインソールの選び方

防寒インソールは、厚いと暖かく、薄いと効きめが落ちる傾向があります。
なので、しっかり暖めるためには、厚みがある防寒インソールが良いでしょう
でも、厚いと、靴がキツくなるのが欠点。なので、どの程度の防寒が必要か、靴のキツさとの折り合いをつける必要があります。
「長靴やブーツ」では、内部にすき間があるので、厚めのインソールが使えます。
逆に、「靴やパンプス」では、厚めのインソールでキツくなるかもしれません。
窮屈な靴には、アルミが使用されている薄目のインソールを選ぶとよいでしょう。
また、動き回る作業 や 雪山登山など 長距離歩く場合には、暖かいだけでなく、動きやすさも考えて、裏地の硬さやしっかりしたアーチ機能も確認しておきましょう。
中敷き研究家のおすすめ 暖ったかインソール
HEHANDA ウール インソール
ウールとアルミでダブル暖めだから、とてもホカホカ
【冬限定】JBM あったか インソール
暖かプラス衝撃吸収ありで、疲れにくいインソールです。
ぺダック ビバ ウィンター
隠れた名品 ドイツ製、雪山登山・スキー・スノボでも暖かい
「まめ知識」のまとめ
今回の「まめ知識」のテーマは、『冷えをブロック!暖めインソールの仕組みについて』でした。
ぜひ、こちらの記事も参考にしてください。




